積極的分離とギフテッド


5.『積極的分離』レベル2の世界観

2023年12月27日 19:55

『積極的分離理論』については、ギフテッドと関連のある話題になります。

『積極的分離理論』レベル2

(引用開始)
水平的葛藤。過渡段階。最初に自発的、単純な危機が起こると、同じレベルで反対の思考・両面価値、両面感情が発生。
この段階では、ギフテッドの子供、あるいは青少年は仲間から受け入れられたいというニーズを抱く。
しかし仲間との結びつきを得ることができず、最初の深刻な実存的危機が引き起こされる。
(引用終了)
Wikipedia

ギフテッドの子供~青少年時代に起こるとされています。

一般人がレベル2に移行するとき

当方が観測している範囲では、大きな災害や社会現象を契機として、レベル2に移行することが多いと感じます。
個人的事情を原因とする場合は、就学、進学、就職、転職など、社会的地位の変動に直結する現象を契機として移行します。
既存のフレームワーク(旧信仰)が自分にとって不都合になり、別のもっと都合の良いフレームワーク(新信仰)があるのではないか?と考察しだす状態のようです。

精神世界との強い親和性

おそらく8割程度は、拝金や精神科を含む何らかの宗教を経由してレベル1の世界に戻る。
残りの2割程度は、オカルト、スピリチュアル、陰謀論などに移行。
個人的には、意外に多い印象を持っています。

中二病はレベル3への移行過程?

いわゆる中二病的な感じであるが、まともに社会生活をしていて、レベル2の青少年と話があう大人は、レベル2以上の安全な大人である確率が高い。
一定数、積極的分離を邪魔する大人(元レベル2.3?)も存在する。
彼らはレベル1なので、レベル2とは話が合わず見分けることは可能。
ネットを見る限り、ギフテッドの青少年向けと思われる事業をしているが、丸々1団体、レベル1の大人で構成されていることもあるようです。
適切な環境で考察を続けることが出来れば、レベル3が見えてきます。

対話(レベル2 vs レベル1)

中学生・高校生
「何かが違う?何 ? か が ? 違 う ? 」
レベル1の大人
「考えすぎ。高校/大学に行けば落ち着くだろう。」
大学生
「この学問/学校は、統治者のために作られた?やはり何かが違う!学べば学ぶほど自分の無力さを感じて苦しい。いったいどうしたら?」
レベル1の大人
「考えすぎ。就職すれば落ち着くだろう。」
会社員
「この拘束時間でこのお金。おまけに客がイラついている。動けば動くだけマイナスしか生まない。世の中には楽して稼ぐ人たちも多数いるようだ。社会はいったいどういう構造になっている?」
レベル1の大人
「そんなの知るか。陰謀論じゃあるまいし。」